『特例市(20万人以上)を実現し、県西の中核都市を目指す会』って何だ?

「正体」は不明です。
境や古河での反対活動の世話人・代表は名前を出してますが、「会の代表」も「所在地」も分かりません。
(2chのまちBBSでは、色々言われてはいますが…)

しかし、市内に配布されているチラシや活動状況からは、次のような会であることが分かります。

 ・7市町全てで合併することで、20万人以上の人口を持つ特例市をつくるべきと考え、、
 ・そのため、古河−総和−三和の合併を「小合併」と定義し、これを破綻させるべく、活動している。
 ・既に、岩井−境−猿島の合併を破綻させた実績がある(結局岩井と猿島で合併)
 ・豊富な資金と運動員を持ち、ポスターや立て看板まで立てて、日々戸別訪問をしてチラシを配り、市民に反対を呼びかけている。
 ・古河市の住民投票が不成立となると、三和町で活動を開始。

そして、なにより、そのHPの「境町民に向けての趣意書」にある境町を中心とする七市町の合併を実現し−という文言から、
7市町での合併に持ち込めたら、境町をその市の中心にする腹積もりであることは明確です。
この会のHPトップの地図を見れば、彼らが、その市の中心をどこに置きたがっているかよく分かると思います。

[追加情報]

2chまちBBSの情報からみると、同じURLのHPをもつ「境町の未来を考える会」というのが、境町で住民投票を求めて署名活動していた頃の名前のようです。署名集めの時は反対とは言っていなかったとまちBBSで批判されています。(境町議のHPでも批判されています。)

常陽新聞によると、この会の代表者は、「特例市を目指す会」の「境町民に向けての趣意書」の代表世話人と同姓です。そしてGoogleで検索すると、同じ商売をしているようです。

この常陽新聞によると、「境町の未来を考える会」は『今回の合併を「国や県の押し付け」「実質的な岩井市の主導」などと批判。かつて猿島郡の中心地だった歴史的な経緯から、当面は単独町政でいくべきとして〜』と書かれています。

この「かつて猿島郡の中心地だった」という一種のプライドが今回の騒動を引き起こすもとになったのではないでしょうか
[追加情報 その2]

「特例市を目指す会」の「境町民からの合併Q&A」の「1,000万円もかけてなぜ?」という質問への回答にも、はっきりとこうあります。

大合併なら地域的、歴史的にも境町が中心になれる可能性があります。

※「1,000万円」が何を言うのか分かりませんが…

[追加情報 その3]

「境町民からの合併Q&A」の「1,000万円もかけてなぜ?」という質問への回答2)と、「古河市民からの合併Q&A ①」の「質問3.今頃になってなぜこんな話を?」にある回答2)を比べてみます。(2番以外も比較してみて下さい。)

(境町民への回答)このままの小合併だと、今後も境町が大きく発展することは期待できません。境町がこれからますます置いていかれてしまいます。

(古河市民への回答)このままの小合併だと今後もこの地域が大きく発展することは期待できないし、これからもますます置いていかれてしまいます

いかがですか?
古河市民の不安をあおるようなことを書きながら、本当は境町の心配をしているのです。
(ちなみに、「境町民に向けての趣意書」は平成十六年八月吉日付、「古河市民に向けての趣意書」は平成十六年十一月吉日付です。)

このような考えの人達の主張を真に受けていいのでしょうか?

[追加情報 その4]

自治労連がそのメールで、自分たちが「境町の未来を考える会」と共闘したと言ってます。

[自治労連 Jメール] 第7号 2004年9月22日(水)
http://www.jichiroren.jp/pipermail/melma/2004-September/000007.html

◆◆市町村合併最前線◆◆
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◎茨城・境町で住民投票、反対多数で町長は合併断念◎
茨城県岩井市、猿島町との3市町合併の是非を問う境町の住民投票が9月12日におこ
なわれました。合併反対が8699票で、59%を占めました。この結果を受けて野村康
雄町長は「町民の意思を尊重し、今回の合併は見送る」と表明しました。この住民
投票のとりくみでは、茨城自治労連の境町職も「境町の未来を考える会」に結集し
てとりくんできました。
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更に、11月付けで、特例市を目指す会のHPに、今度は「総和町を中心とする特例市を目指す一万人の町民の会」の「署名趣意書」が掲載されました。

境町民には「境町を中心とする〜」と言い、総和町民には「総和町を中心とする〜」と言うこの会の姿勢は、無責任極まりません。

もはや、私のような一市民には、その活動は、「とにかく合併を壊し、なりふりかまわず自分たちの考えを押し通そうとしている」と見えてしまいます。恐らく多くの方が同じ思いでいるのではないでしょうか。

そのような人達の主張が通っては、住民にとってもっとも身近な行政機関である「市」が、住民不在の組織になってしまいます。

この点を知っていただいた上で、トップページにある私の主張−

 ・『特例市を目指す会』に対する反論

その他をお読みいただき、是非、古河−総和−三和の合併に賛成して頂きたいと存じます。

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